先日、ご自宅の塗装工事と、雪の重みで壊れてしまった雪止めの修理をご依頼いただきました。今回は工事の内容をご紹介します。

↑施工前

↑施工後
濃い黒に近いブラウンと白を組み合わせた、メリハリのあるツートンカラーに仕上げました。深みのあるブラウンが建物全体を引き締め、白をアクセントにすることで、重くなりすぎず上品で高級感のある外観となりました。
屋根・外壁ともに「無機遮熱塗料」を使用
今回の工事では、屋根と外壁の両方に遮熱塗料を使用しました。太陽の熱を反射する効果がある塗料で、夏場に屋根や外壁の表面温度が上がりにくくなるため、塗膜が劣化しにくいという利点がある塗料になります。
屋根:アステックペイント「超耐候無機EXコートJY-IR」
屋根には、アステックペイントの「超耐候無機EXコートJY-IR」を使用しました。塗膜の主成分・結合成分の両方に無機成分を採用した独自の「無機複合技術」により、紫外線や雨の影響を受けにくい高い耐候性を実現しています。品番末尾の「IR」は遮熱機能を意味し、屋根表面や室内の温度上昇を抑えます。促進耐候性試験では、25〜30年相当の劣化要因を受けた後も光沢保持率80%以上を保持するというデータがあり、長期間にわたって屋根を保護します。
外壁:アステックペイント「無機REVO1000-IR」
外壁を調査したところ、表面の性質上、通常の下塗り材では塗料が密着しにくい難付着性のサイディングでした。そのまま塗装すると将来的な剥がれの原因になりやすいサイディングです。そこで下塗りには、この基材に対応した密着性の高いタイプを選定し、下地にしっかり密着させたうえで、仕上げにアステックペイントの「無機REVO1000-IR」を使用しました。無機成分による高い耐候性と、有機成分による柔軟性をあわせ持つ塗料で、期待耐用年数は20〜22年です。遮熱機能により、一般的な塗料と比べて外壁表面・裏面ともに約9℃の温度差が生まれるというデータもあり、外壁の蓄熱による劣化を抑える効果が期待できます。
雪止めの破損は火災保険で修理
屋根の雪止め金具が、積もった雪の重みで破損している箇所が見つかりました。これは経年劣化ではなく雪害(雪の重みによる被害)にあたるため、火災保険(風災・雪災補償)での対応となりました。


↑施工前

↑施工後
既存の雪止めを撤去し、屋根の浮きを修繕したうえで、新しい雪止めを取り付けました。
まとめ
積雪の多い地域では、屋根まわりの破損が「経年劣化」ではなく「雪害」によるものであるケースが少なくありません。「古くなったから壊れたのかな」と諦める前に、一度専門業者に点検してもらうことで、火災保険を使って修理できる可能性があります。
屋根・外壁の塗装や、雪害による破損でお困りの方は、お気軽にご相談ください。