福島市は、周りを山に囲まれた「盆地」にあります。夏は全国ニュースになるほど暑くなり、冬は朝晩に氷点下まで冷え込む、寒暖の差が大きい地域です。
実はこの気候、住んでいる人だけでなく、お住まいの外壁にとっても厳しい環境です。今回は、福島の気候が外壁をどのように傷めるのか、そしてどんな塗装を選べば長持ちしやすいのかをご紹介します。
数字で見る、福島市の「暑さ」と「寒さ」
気象庁のデータ(1991〜2020年の平均)を見ると、福島市の気温は次のようになっています。
・8月の1日の最高気温の平均:30.5℃
・1月の1日の最低気温の平均:−1.5℃
・12月〜2月は、朝の最低気温の平均が0℃前後

夏の日中は30℃を超え、冬の朝は水が凍るほど冷え込む。この「暑さ」と「寒さ」の両方に毎年さらされることが、福島の外壁が傷みやすい理由のひとつです。
福島の気候が外壁を傷める3つの理由
1. 夏の強い日差しと熱
外壁の塗装は、太陽の光に含まれる紫外線と熱によって少しずつ傷んでいきます。気温が30℃の日でも、日差しを受けた外壁や屋根の表面は、それよりずっと高い温度になります。
塗装が傷むと、表面が粉をふいたようになったり(手で触ると白い粉がつく「チョーキング」という状態)、色があせたりします。これは塗装が雨や水から家を守る力が弱くなってきたサインです。
2. 冬の「凍害(とうがい)」
福島の冬に特に注意したいのが「凍害」です。凍害とは、外壁にしみ込んだ水分が夜の冷え込みで凍り、氷になってふくらむことで、外壁の表面を内側から押し広げて傷めてしまう現象です。
水は凍ると体積が大きくなります。昼に溶けて、夜にまた凍る。これが冬の間に何度もくり返されると、外壁の表面がはがれたり、ボロボロと崩れたりすることがあります。
特に、多くのお住まいで使われている「窯業系(ようぎょうけい)サイディング」という外壁材は、塗装が傷んで水を吸いやすくなると、凍害が起きやすくなります。日当たりの悪い北側の壁や、雪が積もりやすい壁の下のほうは要注意です。
3. 夏と冬の温度差による「伸び縮み」
外壁は、暑いと少しふくらみ、寒いと少し縮みます。福島のように夏と冬の温度差が大きい地域では、この伸び縮みの幅も大きくなります。
その影響を受けやすいのが、外壁材のつなぎ目に入っているゴムのような素材「シーリング(コーキング)」です。長年伸び縮みをくり返すうちに硬くなり、ひび割れたり、すき間ができたりします。そこから雨水が入り込むと、先ほどの凍害や、建物の内側の傷みにつながることもあります。
こんなサインが出ていたら要注意
次のような症状が見られたら、外壁の塗装が傷んできているサインです。ご自宅の外壁を一度ぐるっと見てみてください。
・外壁を手で触ると、白い粉がつく
・外壁に細いひび割れがある
・外壁材のつなぎ目(シーリング)が割れている、やせてすき間ができている
・外壁の表面がはがれている、ふくらんでいる(凍害のおそれ)
・北側の壁にコケやカビが生えている
・雨のあと、外壁の一部だけがなかなか乾かない
ひとつでも当てはまる場合は、冬が来る前に一度、専門の業者に見てもらうと安心です。凍害は冬の間に進みやすいため、早めの確認がおすすめです。
福島の気候に合った塗装の3つのポイント
1. まずは「水を入れない」ための下地の補修
凍害も、建物の内側の傷みも、始まりは「水がしみ込むこと」です。塗装をする前に、ひび割れを埋めたり、傷んだシーリングを新しく打ち直したりと、水の入り口をしっかりふさぐことが大切です。見た目をきれいにするだけでなく、下地の補修をていねいに行うかどうかで、塗装の持ちが大きく変わります。
2. 夏の暑さには「遮熱塗料」
太陽の熱を反射する「遮熱塗料」を使うと、夏場に外壁や屋根の表面温度が上がりにくくなります。熱による塗装の傷みをおさえられるだけでなく、室内の暑さ対策にもつながるため、夏の暑い福島市と相性の良い塗料です。
3. 伸び縮みについていける、長持ちする塗料
温度差による伸び縮みが大きい地域では、塗料の「丈夫さ」に加えて、ある程度のやわらかさ(柔軟性)も大切です。硬すぎる塗装は、外壁の動きについていけずにひび割れることがあります。紫外線に強く長持ちする成分と、動きについていくやわらかさをあわせ持った塗料を選ぶと安心です。
どの塗料が合うかは、外壁の種類や傷み具合、日当たりなどによって変わります。塗料の名前だけで選ばず、お住まいの状態を見たうえで提案してくれる業者に相談しましょう。
福島の家を知り尽くした、みやしろ塗装店にご相談ください
みやしろ塗装店は、福島市を中心に地域密着で塗装工事を行っています。遮熱塗料シェアNO.1のアステックペイント 会社部門 登録店で福島県内での施工実績1位をいただいており、福島の気候の中で実際に傷んだ外壁を数多く見てきました。
夏の暑さ、冬の凍害、温度差によるひび割れ。福島ならではの傷み方を知っているからこそ、お住まいに合った補修と塗料をご提案できます。「うちの外壁は大丈夫かな?」と気になった方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
福島市は、夏は30℃を超え、冬は氷点下まで冷え込む、外壁にとって厳しい気候の地域です。強い日差しと熱、冬の凍害、温度差による伸び縮みが重なることで、外壁は少しずつ傷んでいきます。 傷みのサインに早めに気づき、水の入り口をふさぐ補修と、気候に合った塗料を選ぶことが、お住まいを長持ちさせる近道です。本格的な冬が来る前に、ぜひ一度ご自宅の外壁をチェックしてみてください。気になる点があれば、みやしろ塗装店がお手伝いいたします。